事例 2 株式会社坂本技研Case 2

飛躍への挑戦 高知県産業振興計画

事例 2 株式会社坂本技研

産学官が連携したファインバブル発生器の開発

分野:機械設備(産学官連携)
取り組みの概要

第一次産業を始め、幅広い分野で活用できる微細気泡(ファインバブル)発生器を高知高専と共同で開発し、水産業・農業分野を中心として、県内外への販路拡大を図っています。

取り組みに至った背景

水産業の現場では、魚が狭い環境に集約される際、溶存酸素が著しく低下し、酸欠状態による魚の死滅(出荷量の減少)が起こることがあります。このようなリスクを低減するため、微細気泡(ファインバブル)を活用したいと思い、開発に取り組みました。

取り組みの効果等

貧酸素状態の改善が期待できる漁業向け製品の販売を開始しました。ファインバブル発生器の基本構造を考案した高知高専はイノベーションネットアワード2015文部科学大臣賞も受賞することができました。現在は、産学官連携多分野利用促進事業費補助金を活用し、ファインバブルを多分野での利用に繋げるための研究中です。


活用した県の支援策(補助事業等)

◆ 産学官連携による研究推進(実用化研究)を支援
◆ 産学官連携多分野利用促進事業費補助金
◆ 地域研究成果事業化支援事業(H28年度で終了)
◆ 産業振興センターによる見本市出展・外商支援

油圧式駆動ドラム
取り組みに関する商品等

● ファインバブル発生器

担当者の声

流体装置事業部:
三谷岩生さん、山本健児さん、森田知花さん

三谷岩生さん、山本健児さん、森田知花さん

高知県の第一次産業は全国的にもトップレベルであり、新しい技術との融合によってもっと活性化できればとの想いで取り組みました。

高知高専で考案されたファインバブル発生器と、弊社が持つ流体装置部品の製作経験を活かし、国内的に見ても特徴のある製品が生まれました。産学官の連携が大変よく機能し、県内の水産業・農業・公設試の方々にもご協力頂けました。また、共同研究している高知高専の学生さんが平成28年4月に新入社員(写真中央)として入社してくれ、事業化が加速しています。

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